創作曲のできるまで 「ブンナ」を創る |
第20回 椎の木のてっぺん・その2
鳶が次に椎の木のてっぺんに来るのは
そして、ついに鳶が戻ってきたとき
登場動物の役を振り当てられた合唱団員が叫び 未知数に賭けるのは不安なんですよねー。作曲家としてコントロールできないから。TERRAの皆さんの演技力が、やはり心配でした。[k]で、届いたスコアに登場動物たちのパニックはなく、代わりに、別のテキストによる歌詞がありました。 (出典:水上勉『ブンナよ、木からおりてこい』,新潮文庫,1981)
この世は、強いヤツが弱いヤツを喰って生きてる。…それが鉄則だ。
弱いってことはわるいことではないよね。かなしいことにちがいないけど、
生きとし生けるもの、すべて太陽の下にあって、平等に生きている。
まず最初は百舌の「人生哲学」、次はブンナを百舌に売ろうとした雀の
次回は、その第2曲冒頭部分について。
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