創作曲のできるまで 「ブンナ」を創る

最終回　そして初演の鐘が鳴る 2000年10月22日、 ブンナよ、木からおりてこい─混声合唱とピアノのための は、ＴＥＲＲＡ20周年記念演奏会の第1部として、 静岡音楽館ＡＯＩに於いて初演のはこびとなりました。 わたしたちは、許される限りの思い入れを 初演のステージに込めようとしました。 会場は収容600人ほどの音楽専用ホールですが、 照明も使います。 が開場と同時に演奏を始めます。 バイオリン、クラリネット、リコーダー、そしてオカリナ そんな驚異の編成による急ごしらえの4人組バンドが 「水ぬるむ五月」のメロディーを奏でながら ロビーやホワイエを巡ります。 を作りました。 キャップをかぶり海水浴に出かけるような格好をした新聞係 （男性は１人だけなのに全員が少年に見えます）が 客席とロビーで配って歩きます。 【第1面】 【第2面】 そのうち、どこか遠くで鐘の音。 実行委員長が開演5分前の合図を鳴らしながら やって来るのです。 やがて彼が１階客席に姿をあらわすと、 ＴＥＲＲＡのメンバーたちがステージ目指して あらゆる入り口から駆け込んで来るでしょう。 それでは皆様 ＴＥＲＲＡ20周年記念創作曲の 始まり始まりぃー 名前決定 「名前はまだない」猫の名前

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