原作=水上勉 構成=静岡混声合唱団TERRA
1.はじまりの曲---ここで物語の前半部分を一挙に。
器楽と語り/セリフ、それに合唱が加わって表現する。
合唱は、擬音語・擬態語と手話・体話(?)を「歌詞」として、
情景を表現したい。
1-1.メインテーマ=ブンナのテーマ
これは同時に、水辺の平和な情景をあらわす<楽園のテーマ>でもある
1-2.空耳のテーマ(断章)* (が、一瞬、聞こえたとおもったら…)
1-3.椎の木のてっぺんの情景音楽
2.生け捕られたものたちの「生」への未練の声(かならずしも歌でなく)
(テキスト<=70〜101頁>で構成。すべてがそれぞれ断片的に聞こえ、それが
やがて重なり、トーン・クラスター状態になってしまう)
(【保留】「老ガエルのうた」を追加するか検討中)
3.鼠のうた
(鼠に係わるテキスト<102頁以降>を、文脈・時系列を無視して、再構成する)
4.つぐみのうた
(第九章 185頁〜186頁)
[語り/セリフが、ブンナひとりが椎の木のてっぺんから生還したことを語る]
5.ブンナのうた(終曲)
( 第十一章 208頁)