メンバーファイル46
平成14年6月30日(日)：アルト、シズカ＆ＴＥＲＲＡ辞典（９）
む：
　今回もまだ入団1年目のシズカさんです。もともと北海道にいらしたんですよね、静岡にはいつごろ、いらっしゃったのですか？またなぜ静岡？過去に縁でもあったんですか？
シズカ：
　去年のゴールデンウィークからですから、まだやっと1年です。一人になりたくて、出てきたんです。とにかく雪のないところを選びたかったですね。向こうでは別れた主人と一緒に印刷業をしていました。毎日仕事、家事で忙しく睡眠時間は4時間！とにかく18年がんばりました。でも精神的にとっても疲れて・・・。それで自分を取り戻したくて出てきたんです。取り巻いていたいろいろなことから開放されて、今とてものんびりと穏やかに暮らしています。
む：
　いろいろ大変だったんですね。北海道と比べて、静岡人は、どう映りますか？
シズカ：
　本当にのんびりというか、穏やかな人が多いですね。私こう見えても結構喧嘩早いのですが、北海道の人と違って、喧嘩になりそうなことでも、やんわりと終わってしまうんですね。
む：
　静岡の気質は一般的に保守的ですね。気候も影響していると思いますよ。特に静岡は雪なんて降らないし私たちはつまらないと思うのですが・・。
シズカ：
　生活するとなると、雪は大敵ですよ。札幌はいいところですが雪が難点です。でも静岡の冬は、寒いですよ。暖房の完備がなく、肌寒く家の中でも落ち着かないほどです。
む：
　合唱は、いつごろから始められたんですか？北海道でもやっていらしたんですか？
シズカ：
　小学校の4年生からNHKのラジオの子供番組で歌っていました。同時にNHK少年少女合唱団でいろいろなところに出ていましたね。お給料も出たんですよ。いくら貰っていたかなんて、もう忘れてしいましたけど。中学、高校は合唱部、社会人になってからは、混声合唱団に入っていました。年に1度の定期演奏会が主な活動でしたね。
む：
　プロじゃないですか？！それで、その混声合唱団での想い出は？
シズカ：
　コンサートが近づくと、週に1度の練習のほかに、ピアノのある家に集まりパート練習するんです。私の家はアルトの練習場。お弁当持参で午前中から夜遅くまで、練習しましたね。これは結構身につきましたよ。
む：
　そういう経験をしてくると、やめられなくなるんですよね。自慢できる体験談を話してください。
シズカ：
　何かあったかな？そうそう高校の合唱コンクールで1度だけ指揮をやらせてもらいました。気持ちよかったです。・・・確か、何位だったか？で賞状も貰いました。
む：
　私も前の合唱団で副指揮をやらせてもらい、当時私が歌いたかった「フォスター」のステージを振りました。（なんと振りながらソロもやっちゃいました。）確かに気持ちよかったです。TERRAをどういう風に感じていらっしゃいますか？
シズカ：
　こっちに来て、すぐインターネットで合唱団を探したんですが、何も予備知識がなかったのに、偶然テラを探し当てて本当によかったと思っています。メンバー、雰囲気みんな気に入っています。
む：
　昨年このホームページをリニューアルして、それを見ていただいたんですね。担当者としてとてもうれしいです。今までのTERRAの活動で印象に残っていることは？
シズカ：
　何もわからないまま、入団したその日に「佐久夜」の楽譜を渡されて、ただただ皆さんについていくのが精一杯でしたが、久しぶりに歌舞伎に接して感激でした。
む：
　私たちの多くは残念ながら歌舞伎には、縁がなかったんだと思いますが、ほんの少しでも垣間見られたことに感謝しています。いま仕事はどんなことを？
シズカ：
　浄水器の会社の経理と顧客管理をしています。ストレスもなく、残業もほとんどありません。ところで、皆さんは、静岡の水がとっても塩素が多いことに気がついていました？こちらに来たとき最初に困ったのが水でした。塩素が多くて飲めたものではなかったんです。浄水器をつけようと思っていたところ、就職が決まったのが今の会社だったんです。早速セントラル方式の浄水器をつけました。おかげで家中の水が浄水されています。皆さん知ってました？お風呂で皮膚からも塩素が吸収されてしまうこと、そしてシャワーの霧で吸い込んでいること。洗濯も塩素を除去すれば、洗剤が半分で済むんですよ。お風呂のお湯も肌にやわらかく、優しくなります。興味があったらご一報を。
む：
　他にはどんな趣味を持っていらっしゃる？
シズカ：
　ソシアルダンスです。1年のうち363日（正月と盆を除く毎日）練習に通っていました。主人も当時、同じスタジオだったんですが、級もパートナーも違うのでめったに話をしたことがありませんでした。北海道選手権では3位に入ったことがありましたが、武道館の全国大会では、見事に落ちました。練習は厳しかったですが、あのころが一番楽しかったですね。
む：
　シズカさんの今のマイブームは何ですか？
シズカ：
　結構、部屋を片付けたり、磨いたりするのが好きで、誰も来ない部屋の壁を拭いたり、カーペットを丹念に掃除したり、小物を飾ってみたり、細かいところは、歯ブラシや爪楊枝でちょこちょこっと・・・。まだ1年しか住んでいないのに、もう３回も壁拭きやっちゃいましたよ。ほかには・・。ベッドでの読書ですね。肩のこらないものなら何でもOK。眠くてどうしようもなくなるまで、読んでます。最近読んだものは、柳美里の「命」です。
む：
　一家に1台シズカさんをほしいですね。Qちゃんは、ごみ捨て係ね。シズカさん今回はありがとうございました。これからもテラで、いろんなこと楽しみましょうね。
本人の顔はイラストで紹介しています。

←シズカさんです。

テラ出版編
ＴＥＲＲＡ辞典　[第１版]
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テラの用語を解説する「ＴＥＲＲＡ辞典」
時には、まじめに、時にはおもしろく解説していきます。

てら・せんべい【ＴＥＲＲＡ煎餅】[お土産]　特別に焼いてもらう卵煎餅。ちゃんと音符のマークとともにＴＥＲＲＡの名前が焼き印されている。演奏会のたびにソリストや先生にプレゼントする。メンバーにも人気があり、メンバー用に別注文するが、いつも10分で売りきれてしまうほどおいしい。

てらのてーま【ＴＥＲＲＡのテーマ】[創作曲]　１９９３年１１月に指揮者が突然作詞作曲して発表した。以来、ことある毎にテーマソングとして歌っている。更に２０００年１月に指揮者は突然「ＴＥＲＲＡのテーマNo.２」を作詞作曲。変則拍子で指揮者は大いに気に入ってるようだが、今だ十分に定着していない。（だって、あの曲いったいどこで息つぎすればいいの？）そして問題！歌詞の中に「テラ」は何回出てくるでしょうか？
（答え：たくさん）

てら・ばっぢ【テラバッヂ】[備品]　2000年20周年記念の一環として、マークの制作を考え、また20周年記念品を考えた時、マグカップ、Ｔシャツなど案が出た中で、バッヂを作ろうと言う事に決まった。団員全員から案を募り、検討し、甲賀さんの意見を聞いた。そこで出た答えが、今まで使用してきた、音叉マークのなかにＴＥＲＲＡ文字が入った、マークの改良だった。色の組み合わせも色々検討し、音叉マークがグレー、改良ＴＥＲＲＡ文字が濃紺に決定した。バッヂが完成して最初に使用したのが、もちろん20周年記念演奏会である。ＨＰ、演奏会パンフレット、名刺など、その後すべてのものに、このマークを付けている。

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