メンバーファイル61

2002年12月10日(土):ソプラノ、パセリ&TERRA辞典(24/最終回)
む:







パセリ:
む:
 パセリに「ここに来い」と言われたんだけど・・・。
なんて眺めのいいところでしょう!波の音も聞こえて来るし。
 それにしてもおそいな〜。
もう5ヶ月もここで待っているって言うのに・・・・。
まだかな〜。
 まった〜?
 んも〜、お・そ・い!
待ったなんてもんじゃないよ!
パセリ:
 こんな遠いところですみませんね。緊張するたちなんで、私の好きなところでインタヴュお願いしちゃって・・。
 でもいい所でしょ。この近くにすっごく狭い洞窟があってボートで中まで連れてってくれるんですよ。真っ黒な洞窟の中はライトアップされて海の色がとってもきれいなんだって!
む:
 そりゃ楽しみだ!!さて、それじゃ、いつから合唱始めたんですか?
パセリ:
 合唱と言われると、ずっと伴奏していた気がします。だから、いつから合唱を始めたかと言うとテラに再入団した2年前ですね。あんまり声が出ないので、せめてヒロシさんの注意だけ守るようにしてますが・・。でも皆と歌えるのは大好きです。
む:
 合唱の伴奏ピアニストなんですね。
パセリ:
 「む」さんもグリークラブ出身と聞いていますが、わたしも・・・・。
む:
 え〜。パセリって実は男だったんですか?
パセリ:
 そんなわけないでしょ!友人から頼まれて静岡の大学のグリーの伴奏を4年間やってました。最初は、男の人たちだけで集まって歌っているなんて異常!なんて思ってましたが、みんな純粋に歌うのが好きなんですね。
む:
 ん〜。大学時代私たちも上賀茂の「山猿」と呼ばれていました。変人と思われていたようです。一番の思い出は?
パセリ:
 静岡で、広島、京都、静岡の3大学のグリークラブのジョイントコンサートがあり、総勢200人の伴奏をしました。すっごい迫力でしたよ。
む:
 私たちの時、卒業いや卒団時に、卒団生を池に落とす悪しきイベントがありましたが、そんな事はしなかったでしょ。
パセリ:
 え?「む」さんの時もあったんですか?当時駿府公園の池に落とす、という行事(?)があって、気の毒だなあと思っていたら、なんとピアニストの私も最後の年に落とされたんですよ!寒い真冬の日でした。メチャクチャですよね。
む:
 うちは、さすがにピアニストは放り込みませんでしたね。悪ふざけもいい加減にしましょう。と言う事で今は、なくなったようですが・・・。どんなきっかけでテラに入ったんですか?
パセリ:
 グリーを卒団したその年、グリーが、「合唱の集い」に出ると言うので聞きに行ったんです。その中に「半年前に出来たばかりのよちよちの合唱団です。」とプログラムに書かれた合唱団の演奏を聴いたんですが、ピアノで音取りせずにすぐに歌い出したんです。もうビックリ!すぐに楽屋に走っていきました。
む:
 それがテラ?
パセリ:
 そう!そこには10人くらいの人がいて・・。「すごく良かったです。」と言ったら、みんな「ワー!!」と言って喜んでくれて。
む:
 その頃からのりが良かったんですね。
パセリ:
 で、不思議に思っていた事を聞いたんです。「音は、どうやってとったんですか?」「それはねボクがお辞儀している間に音叉でとっていたんだよ。」って教えてくれたのが、ヒロシさん。(当時26歳)生後半年のテラとの出会いでした。
む:
 テラのどこに興味を持ったんですか?
パセリ:
 2つあって、一つは先に書いたピアノで音取りせずにパッと歌った事。もう一つは選曲ですね。1曲目は簡単そうで難しいマドリガルをきれいに歌ってくれた事。もう1曲は「トトトの歌」。子供の歌いそうな曲を大人が楽しめるように歌った事。これにはガーンとなりましたね。こんな風に聞かせられるんだと・・・。
む:
 ピアニストとして、入ってみてテラの印象は?
パセリ:
 その頃は人数も14,5人でみんな若かったですね。年上のメンバーにも敬語を使わず、ニックネームで呼び合って、「きょうだい」に接するように話をしてました。
む:
 初めの頃からもうニックネームで呼んでいたんですね。入った頃の思い出は?
パセリ:
 初めの日の終わりに皆が丸くなって「terraへ」を歌いながら踊っているのを見てビックリしましたね。(今のスローバージョンでなく、アップテンポのバージョンです。)でも2回目終わりのとき「terraへ」を歌わなかったんです。「今日は踊らないんですか?」って聞いたら、・・・・踊ってくれました。そういう、ほのぼのとした時代でしたね。
む:
 その伝統でしょうか?今でもソプラノは踊ってますよ。一時期、休団していたんですよね。
パセリ:
 1年半テラで楽しい日を過ごし、結婚して広島へ、さらに主人の仕事で2年半アメリカへ・・・。その後日本を転々として静岡へ戻ってきました。子供から手が離れてきたので、テラにまた入れてもらいました。14,5人だったメンバーが60人に増え、ヒロシさんは南荘先生になり、大曲もこなせる合唱団になってました。
む:
 もっと大きな、もっと繊細な、もっと大胆な合唱団になりたいですね。話が変わりますが、料理が好きなんですよね。
パセリ:
 何もしなくていいなら、時間をかけて料理を趣味で作っていたいですね。今、おいしいプリンを作ることに夢中です。作るのは以外に簡単なんだけど、あのモロゾフのようにキメの細かいものを作るのは、すごく難しいんですよ。
む:
 ごくん!食べてみたいな〜。いつも明るいパセリだけど・・・。
パセリ:
 ほんとは恥ずかしがり屋なんですよ。でも慣れてくると面白い事が大好き、いたずら大好き、お話しするのが大好きの本当の自分が顔を出します。
む:
 そうするといたずらが趣味?
パセリ:
 新聞広告を見るのが趣味なんです。我が家のトイレの掲示板を見た人いるかな?今は、ここに最近のヒットの「山田養蜂場」の広告が貼ってあります。新しい切り口の広告を見ると、どんな人が作ったのかと興味がわくんです。
む:
 面白い趣味ですね。これからテラでどんな事がしたいですか?
パセリ:
 ツンクになったつもりで、「テラモニ」「テラ娘」みたいなものをプロデュースしたいですね。なんて冗談!金谷町へ出かけたみたいに、静岡から少し飛び出してみたいですね。将来は海外公演もしてみたいです。
む:
 いや〜発足当時の話やら、いろいろ面白い話を聞かせてもらってありがとうございました。
パセリ:
 こちらこそ長い話にお付き合いいただいてありがとうございました。さあ!それじゃ洞窟見に行きましょう!
む:
 え?どこ?どこ?こっちですか?パセリ!ちょっと待ってくださいよ。
パセリ:「む」さんこっち!そっちじゃないって!クリックしてください→

本人の顔はイラストで紹介しています。

←パセリさんです。


テラ出版編
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テラの用語を解説する「TERRA辞典」
第1版は、これで終了します。
年明けには、映像、画像リンクを挿入して再構成し、
一覧できるページを作りますので楽しみにお待ちください。

おーくしょん【オークション】[イベント] 1997年の忘年会での出来事。その年に開催された第5回演奏会のポスター撮影に使われた白いエプロンがオークションにかけられた。このエプロンは、あのウェイトレス役のツカちゃんが使って、未洗濯!という男性が泣いて喜びそうなエプロン。500円から始まり、次々入札。誰にも取られまいと、財布の中身も見ないで5000円で落札したナベちゃん。当時、まだ学生さんで、1週間分の食費を取るのは何とも切なく、粋な幹事さんがそっと500円で譲ったという今だから話せる裏話。その後、ツカちゃんとナベちゃんはめでたく結婚。エッ?これがきっかけになったかって?ま・さ・か!

かるみな・ぶらーな【カルミナ・ブラーナ】[楽曲] 言わずと知れたオルフ作曲の組曲。元は、ボイレン教会から発見された中世の曲を、オルフが組曲に仕上げたもの。20周年記念第6回演奏会で賛助出演のメンバーも募集して約70名のメンバーでカルミナ・ブラーナ室内楽版を使って歌った。ホール「AOI」のパイプオルガンとピアノを使うアイデアで見事にAOIを鳴らした。・・・・それにしても当時の反体制派のその詩の内容の過激な事。それでも(それだから?)この曲に想いを寄せるメンバーも多い。

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